ボート競技「エイト」のオールの数

昔、TBSで『史上最強のクイズ王決定戦』という番組があり、その中で、「ボート競技のエイトで使われるオールの数は?」という早押し問題が出題されました。
最初に解答権を得た人は、「オールの数」までいかない、かなり早いところでボタンを押して「9人」と答えました。エイトは漕手8人(8は英語でエイト)プラス舵手(コックス)1人が乗るのがミソなので、乗る人数を問われると予想するのは妥当な判断でしょう。しかしこの時はそういう出題ではなかったというわけです。
そして問題文が読み切られ、次に解答権を得た人は、「オールの数ですね。8本。」と答え正解しました。この時、会場はなにやら、エイト(eight)といえば8なんだから、アホみたいな問題だなあ、という雰囲気になっていました。(テレビ画面からはそう感じました)
しかしこの問題は決して簡単過ぎるアホみたいな問題ではありません。
普通の人が、誰かがボートを漕ぐ時の姿を想像したとすると、1人の人が片手に1本ずつ計2本のオールを持っているのを思い浮かべるのではないでしょうか。
そうしますと、ボート競技「エイト」を知らない人なら、8×2で「16本」と誤答する可能性が高いはずです。あるいは、コックスもオールを持つと勘違いして(漕手と向きが逆だってば)「18本」という誤答もあり得ます。

上記の問題を作成したスタッフは、エイト(が属しているスウィープ種目)は1人が大きなオール1本を両手で持つ、という知識を問いたかったのだと思います。

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