政治家はたいへんだ。国民は目先のことしか考えないのだから。

国が滅びないようにするためには遠い将来のことも考えて手を打たなければならない。
一、二年は豊かでも十年後に破綻するような政策では当然ダメだ。
四、五年は苦しい時期が続いても、それを過ぎたら国が発展するような政策があれば当然採用すべきだ。

しかし、国民は目先のことしか考えない。何年かは我慢してくれと言っても、聞く耳を持たない。

例えば、少子化問題。政府に産めよ増やせよとせかされても、そんなの個人の勝手でしょという具合だ。このままでは年金が貰えなくなりますよと言われても、そんな先のことはピンとこないのだ。

国家百年の計とまでは言わないにしても、五十年後のためにはどうすればいいのかを、国としては対策しておくべきだろうけど、国民にとっては、五十年も先のことなんか知ったこっちゃないのである。五十年以内に寿命で亡くなる人はもちろんのこと、五十年後も生きていそうな若者にとっても、自分には関係ないことのように思えてしまうものなのである。子供を含めた若い人にとって、五十年というのは雲をつかむような長い時間なのだから。

選挙というのは、そのような国民の票を集めなければならないのだからたいへんだ。

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