クイズ王の部屋

知られていない「書き出し」でも入れていい場合もある。

日本文学では特に古典や近代小説に書き出しが有名なものが多い。
『枕草子』とか『平家物語』とか。
『雪国』とか『夜明け前』とか。特に夏目漱石、芥川龍之介の作品には書き出しが有名なものが多い。
であるから、クイズにおいて、書き出しが有名な小説等の作品名を答えさせる問題を作るとき、問題文中にその書き出しを組み込むことは当たり前のように行われてきた。
そのうち、書き出しであればどんなものでも問題文中に入れていいと勘違いしてしまうクイズ人が現れ出した。
当然、批判する人も出てくる。その書き出しは無意味であると。
とはいえ、クイズ界では「本名」「命名者」など、それが有名であろうとそうでなかろうと関係なしに同様に扱う要素がいくつもあるのだから、「書き出し」の氾濫も仕方のないことだ。

ところで、有名ではない書き出しでも問題に使用してもいい場合があることに気が付きました。
それは、その「書き出し」中に、答えのヒントになる単語が含まれていたり、重要な登場人物が出てきたりするなどの場合です。
書き出しの重要度をその内容で判断してみるのもいいのではないでしょうか。


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