志村けんくらいの年齢の人なら誰でもそうでしょ。

【ニュース】志村、漫才王者に「笑えない」

志村けんが「THE MANZAI 2013」で優勝したウーマンラッシュアワーの漫才が全然面白くなかったと言ったそうです。
早口だから何を言っているのか分からなかったのだそうです。

喋っている内容が聴き取れなければ面白さは伝わりませんわな。

何かの本に、古典落語が若者に受けない理由は、若者が昔のことを知らなさ過ぎるからだ(「へっつい」という言葉を知らないとか)と書いてありましたが、それ以外にも、落語家の発音が不明瞭だから何を話しているのか聴き取れないという理由もあるんじゃないでしょうか。

聴き取れなくても雰囲気だけで面白いという場合もありますが、聞き取れた場合の面白さと比べたら小さいものです。

ところで、志村けんはウーマンラッシュアワーの漫才が全部聴き取れたとしても、あまり面白いと感じないような気もします。

お笑いほどジェネレーションギャップが大きい分野はありませんから。

音楽に関してはもう二、三十年前から「最近の歌は何がいいのかさっぱり分からん」とその時々で言われ続けていて、世代間の好みの違いが大きいですが、お笑いはそれ以上ですね。

30代以下のお笑い芸人の芸は、60代以上の人にとっては全然面白くないでしょう。
(でも、中田カウスとか堺正章とかは審査員席で爆笑してるなあ。一般人より頭が若いということかな)

面白くないのは当然です。現在テレビで主流のお笑い芸人は万人受けを狙っていませんから。
無理もありません。中高生と中高年(一字違いで大違い)の両方に受けるネタは限られていますから。

例えばザ・ドリフターズのお笑いなら、あらゆる人にとまでは言いませんが、かなりの割合の人が面白いと思うでしょう。

今、地上波テレビで主流の若手芸人のお笑いを面白いと思う集団はかなり限られます。

まず、日本人であること。
そのまま翻訳して外国で披露したら受けなさそうなネタが多いです。べつに悪いと言っているのではありません。日本で披露するんだから日本人向けのネタにするのは普通のこと。

それから、世代は、還暦以上と小学校低学年以下は外れます。
ネタに挟みこまれるヒット曲のフレーズやテレビドラマのセリフは、想像以上に知られていないものなのです。

そして、若い人でも、今のお笑いは面白くないという人がかなりの高い割合で存在します。

テレビのお笑いは内輪ネタに近いと言えるでしょう。

まあ、必ずしもお笑いは万人受けを目指す必要はありません。
全ての人にとってそこそこ面白いものはあっても、全ての人が大爆笑できるものはありませんから。

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