英語が話せるようにならない理由。

英語を小学校の正式な教科にするという提言案が出されるという。
そして、現在小学5、6年で英語は教えられているけど、その学年を引き下げる案も出されるそうだ。

それにしても、日本の英語教育はいつまでたっても実を結びませんなあ。「どうすれば日本人は英語が話せるようになるのか」って、もう何十年も言われ続けていて、いろいろ教育改革が行われているけど、ほとんど効果ナシ。

そりゃねえ、日本に生まれた以上、英語が話せないのは無理もないことですよ。

だいいち、日本語と英語は文法構造が違い過ぎるのよ。よく、「外国では3カ国語以上話せる人も珍しくない」とかいわれるけど、それは、ヨーロッパの言語はお互い系統が近いからマスターしやすいんです。英語を話せる人がスペイン語と日本語を勉強する場合、日本語を話せるようになるまでの時間は、スペイン語のそれよりも3倍かかるっていうし。

それから、日本語は発音の種類が少ない。母音が5種類しかない。だから同音異義語が山ほどある(脱線)。英語を勉強する時は、聞いたり口に出したことのない音を覚えなきゃいけないんだから大変だ。

そして、最大の理由は、勉強時間が少ない。中学・高校と6年勉強するといっても、6年間英語漬けというわけじゃないし。

昔は、「日本の学校の英語教育は読み書き中心だから、英語を話せるようにならない」と言われていましたが、そりゃあ50年前まではそうだったでしょうが、そうですねえ、25年くらい前だとすでに、授業の中で、英語を聞いたり話したりする割合はかなり大きかったですよ。先生は必ずラジカセを持参し、生徒に英語のカセットテープを聴かせてましたもん。

学校の少ない授業だけではどんなに教材を工夫しても英語を話せるようにはなりませんよ。それどころか、読み書きでさえも満足にできるようにはなりません。
学校に加えて学習塾でも、英語の読み書き・文法を学んだ日本人であっても、まともに読み書きできない人が大多数ですからね。

余談。学校教育に関して、英語が出来ないことばかりが目立つけど、よくよく考えたら、他の教科だってそうだ。数学、古文漢文、物理、化学、生物、日本史、世界史、地理、・・・、普通の社会人で、これらの学校で習った内容を、受験生並みにとまではいわないが、ある程度理解し記憶している人はごく少数だろう。

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