クイズ王の部屋

ペーパークイズ作成時に守るべきこと。

クイズのオープン大会の予選に用いる筆記クイズ(ペーパークイズ)を作る時に注意すべきこととして、真っ先に思い付くことといえば、ジャンルが偏り過ぎないようにすることであろうが、他にも、気を付けるべきことがいくつかある。
とりあえず今回はそのうちの一つについて述べることにする。
それは何かというと、正解率が9割を超えるような、ほとんど誰でも分かるに等しい問題を多く入れ過ぎないようにすることである。
例えば、50問のペーパークイズで、そのうちの35問がクイズ屋にとってはベタで簡単過ぎる問題だったとすると、その35問ではほとんど差がつかないので、実質、残りの15問の勝負となる。つまり「15問ペーパークイズ」をするのとたいして変わらないのである。
もし大会で「ペーパークイズの問題は全15問です」と発表されたら、参加者の誰もが「少な過ぎるなあ」と思うだろう。
「全50問」だと少な過ぎるとは感じないだろうが、そのうち8割が簡単過ぎる問題だとしたら、問題数の少な過ぎるペーパーで勝負しているのと同じと言える。

とはいえ、簡単な問題を取りこぼさない力、ミスをしない力、時間をうまく配分する力、なども実力のうちと考えれば、誰でも分かるような問題をたくさん入れるのもありかもしれない。

筆記クイズで全員正解になりそうな問題を出さない大会といえば、思い付くのは5月に開催される次の大会ですね。
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勝抜杯


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