警視庁職員が選んだ大事件

創立140周年を迎えた警視庁が、職員へのアンケートによって、10大事件を選びました。

結果は次の通り。

1位  オウム真理教事件 (平成7年~)

2位  東日本大震災 (平成23年3月)

3位  あさま山荘事件 (昭和47年2月)

4位  3億円事件 (昭和43年12月)

5位  大喪の礼/即位の礼・大嘗祭 (平成2年11月)

6位  オウム真理教事件特別手配3人の逮捕 (平成24年1月~)

7位  世田谷一家殺害事件 (平成12年12月)

8位  秋葉原無差別殺傷事件 (平成20年6月)

9位  西南の役 (明治10年2~9月)

10位 八王子スーパー強盗殺人事件 (平成7年7月)

この「警視庁内のアンケート」のニュースを知った当初、どの事件が選ばれるかは、職員の年齢によって大きく違ってくるんじゃないかと思った。
事件の印象は実体験に左右されるから、若い職員は古い事件を選ばないんじゃないかと。
ところが結果を見てみると、若い人ならリアルタイムで知らない事件もいくつか入っている。
いや、若くなくても、「西南の役」なんか、今なら老人にとっても活字でしか知らない出来事だ。

まあ、警視庁の職員ともなると、バランス感覚もあるだろうし、自分基準で新しい事件ばかり選ぶようなことはしないか。
でも、ベスト10がそれなりにバランスがとれているのには他に大きな理由がある。
それは、このアンケートが、事前に選定された100の事件から、1人が3つに投票するという形で行われたということだ。
だから「西南の役」がトップ10に入ってたり、古い事件もちゃんと選ばれていたりするわけだ。

もしこのアンケートが、最初に100のリストが与えられているという形ではなく、選択肢も何もなく自由に3つの大事件を書くというふうになっていたら、上位はほとんど比較的新しい事件ばかりになってしまっていただろう。「西南の役」なんか誰も書かないにちがいない。

上記のトップ10は、そこそこバランスはとれてはいるんだけど、それでもやっぱり古い大きな出来事が抜けているなあと思わざるをえない。

災害なら、例えば室戸台風とか伊勢湾台風もすごかったんじゃないの。ていうか、新聞に載っていた100のリストをサーッと見たところ、室戸台風も伊勢湾台風も入っていなかったような(じっくり読んでいないので・・・、もしかしたら入っているかもしれない)。
そういえば阪神大震災は何位なんだろう?

まあ、アンケートは1人が3つしか投票できないようになっていたから、比較的古い大事件が上位に来ていないのも仕方ない。
リストにある100の大きな出来事は、事件、事故、災害など種類が幅広いからね。
災害ばかり3つ回答するわけにもいかんし、東日本大震災を選んだら、あとはオウム事件とかを答えとこうというふうになるわな。

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