現代世界の十大小説

Q.

【1393】コロンビアのマグダレーナ県にある町アラカタカがモデルと言われる、ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』に登場する、ブエンディア一族が創設した町の名前は何?
※アラカタカはガルシア=マルケスの生誕の地。
答:マコンド

【1394】1986年、フランス語で書いた小説『悪童日記』でデビューした、ハンガリー出身の作家は誰?
答:アゴタ・クリストフ

【1395】著書に『永遠回帰の神話―祖型と反復』『シャーマニズム』『聖と俗―宗教的なるものの本質について』『マイトレイ』『ムントゥリャサ通りで』などがある、ルーマニア出身の宗教学者・作家は誰?
※『マイトレイ』『ムントゥリャサ通りで』は小説。
答:ミルチャ・エリアーデ

【1396】シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』に登場する脇役を主人公とした小説『広い藻の海』(『サルガッソーの広い海』)で有名な、本名をエラ・グウェンドレン・リース・ウィリアムズというイギリスの小説家は誰?
答:ジーン・リース

【1397】1967年、デビュー作の『フライデーあるいは太平洋の冥界』でアカデミー・フランセーズ賞を受賞。1970年には『魔王』でゴンクール賞を受賞したフランスの小説家で、哲学者ジル・ドゥルーズとの親交でも知られるのは誰?
答:ミシェル・トゥルニエ

【1398】『澄みわたる大地』『アルテミオ・クルスの死』『アウラ』『誕生日』『我らが大地』『老いぼれグリンゴ』などの小説で知られるメキシコの作家・批評家は誰?
答:カルロス・フエンテス

【1399】『ケンタウロス』『カップルズ』『クーデタ』『イーストウィックの魔女たち』や、ハリー・アングストロームを主人公とする『走れウサギ』『帰ってきたウサギ』『金持になったウサギ』『さようならウサギ』の4部作などで知られるアメリカの作家・詩人は誰?
答:ジョン・アップダイク

【1400】二度目の夫であるエドマンド・ウィルソンの勧めで小説を書きはじめ、『オアシス』『グループ』『アメリカの鳥』などの作品を発表した、批評家としても知られるアメリカの作家で、ハンナ・アーレントとの往復書簡でも有名なのは誰?
答:メアリー・マッカーシー

【1401】本名をホアン・アウ・フォンというベトナムの小説家で、代表作に、『愛の行方』に改題したことによりベトナム作家協会賞の受賞作となった『戦争の悲しみ』(ベトナム戦争の従軍体験を元にしている)があるのは誰?
答:バオ・ニン

【1402】『苦海浄土 わが水俣病』により第1回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれたが、受賞を辞退した、熊本県出身の作家は誰?
※第1回大宅壮一ノンフィクション賞(1970年)の作品はもう1作、尾川正二(おがわ(おかわ?)・まさつぐ)の『「死の島」ニューギニア―極限のなかの人間』(『極限のなかの人間』)がある。
答:石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

以上、池澤夏樹の『現代世界の十大小説』からの出題でした。
同書の目次は次の通りです。

第1部 「民話」という手法
第1章 マジックなリアリズム――ガルシア=マルケス『百年の孤独』
第2章 「真実」だけの記録――アゴタ・クリストフ『悪童日記』

第2部 「枠」から作り直す
第3章 恋と異文化――ミルチャ・エリアーデ『マイトレイ』
第4章 名作を裏返す――ジーン・リース『サルガッソーの広い海』
第5章 野蛮の復権――ミシェル・トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』

第3部 「アメリカ」を相対化する
第6章 国境の南――カルロス・フエンテス『老いぼれグリンゴ』
第7章 アフリカに重なるアメリカ――ジョン・アップダイク『クーデタ』
第8章 正しい生きかたを探す若者――メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』

第4部 「体験」を産み直す
第9章 消しえない戦争の記憶――バオ・ニン『戦争の悲しみ』
第10章 闇と光の海――石牟礼道子『苦海浄土』

引用元→ NHK出版新書 450 現代世界の十大小説

ちなみに、サマセット・モームの『世界の十大小説』は次の通りです。

ヘンリー・フィールディング 『トム・ジョーンズ』

ジェイン・オースティン 『高慢と偏見』

スタンダール 『赤と黒』

オノレ・ド・バルザック 『ゴリオ爺さん』

チャールズ・ディケンズ 『デイヴィッド・コパフィールド』

ギュスターヴ・フロベール 『ボヴァリー夫人』

ハーマン・メルヴィル 『白鯨』

エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』

フョードル・ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟』

レフ・トルストイ 『戦争と平和』

A.

【1393】マコンド

【1394】アゴタ・クリストフ

【1395】ミルチャ・エリアーデ

【1396】ジーン・リース

【1397】ミシェル・トゥルニエ

【1398】カルロス・フエンテス

【1399】ジョン・アップダイク

【1400】メアリー・マッカーシー

【1401】バオ・ニン

【1402】石牟礼道子(いしむれ・みちこ)

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