Q.

【3612】《択一問題》

株式会社電通(でんつう)には、有名な「鬼十則」(おにじっそく)というものがあります。(以下に記す)

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

そして、次のような「裏十則」というのもあります。

1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

引用元 : 電通「鬼十則」、そして電通「裏十則」

この裏十則の作者は、1988年頃、電通の「経営計画室」にいた時に作ったという吉田望(のぞむ)さんです。では、吉田望さんの父親は次のうちの誰でしょう?

吉田吉蔵/吉田五十八/吉田茂/吉田秀雄/吉田満/吉田義男/吉田清治/吉田昌郎/吉田松陰/吉田秀彦/吉田拓郎/吉田ヒロ/吉田戦車/吉田沙保里/吉田羊/吉田栄作/吉田麻也


漫画・電通鬼十則 (メディアファクトリー新書)

電通に勤務していた「東大卒エリート美女」の新入社員・高橋まつりさんが昨年12月に自殺したのは、長時間の過重労働が原因だったとして労災が認められたというニュースが最近ありました。
過労自殺の背景には鬼十則があったとも言われています。


戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)

A.

【3612】吉田満(みつる)
※『戦艦大和ノ最期』の著者として有名な小説家です。

さて、今日のクイズは、ひっかけ問題と言えるかもしれません。
選択肢の「吉田秀雄」は電通の第4代代表取締役社長で、しかも、「鬼十則」の生みの親、その人ですから。
広告の鬼」と呼ばれた人です。

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