伊藤知事の発言について。

Q.

【1578】8月27日に行われた県の総合教育会議で、女性の高校教育のあり方について、「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」と述べたことが波紋を呼び、翌日の定例記者会見で「女性を蔑視しようということではない」と発言を撤回するはめになってしまった伊藤祐一郎さんは何県の知事でしょう?

知事さん、口が滑ってしまいました。
三角関数ですか。ぶっちゃけ、男子にも要りません。
高校で習う教科は原則として実生活や職場では役に立ちません。
もちろん例外はいくらでもあります。
ただ、圧倒的大多数の人にとっては必要ないということです。
(※大ざっぱに言えば、ですよ)

学校の勉強が役に立つか立たないかの議論は、どうも単純化されすぎる傾向があります。そして、自分基準に偏り過ぎる主張が多いです。

「私は◯◯に勤めています。三角関数は仕事で必ず使います。だからサイン・コサインが要らないなんて暴論です」みたいなことを言う人がいますけど、要らない人の方が多いってば。

実際問題としては、要る・要らないのクッキリ二つだけで考えたらアカンのですけどね。

  • 日々の仕事で絶対必要。
  • 必要となる場面が多い。
  • たまに必要になる。
  • 一生に数回くらいは必要になるかもしれない。
  • 必要とまでは言えないが、知っていると便利。
  • まったく必要ない。
  • 知っていたら、むしろ損する。

などなど、役に立つ・立たないの度合いは人それぞれなのです。

最近、文部科学省が文系学部を縮小する方針を打ち出したとかでいろいろ批判があるようですが、これだってそうです。
文系は必要です。そりゃそうですよ。でも、今みたいに沢山は要らない。それだけのことです。

伊藤知事の発言をケシカランと思った大人たちの大多数は高校数学の問題をまともに解けないでしょう。でもそれは仕方のないことです。
必要のないものは忘れます。

「六波羅探題」や「アメリカのプレーリーとグレートプレーンズ」、「細胞の核は酢酸カーミン液で赤く染まる」などなど、まともに学校の試験勉強や受験勉強をしている生徒なら余裕で知っているような知識でも、実社会で役に立たないものは多々あります。

「サイン、コサイン、タンジェントを教えて何になる」、たしかに何にもなりません。あ、大学受験には必要ですね。

A.

【1578】鹿児島県

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