《クイズの勉強法》私の問題集メモ法

私はクイズを志した頃、誰もががそうするようにメモ用のノートを作った。
そして、本・新聞・雑誌から得た知識をどんどん書いていった。

けれども、当初はクイズの問題集から抜き出して書き写すことは一切しなかった。「クイズの問題」と「クイズ以外」を峻別していたのである。だから、テレビのクイズ番組で放送された問題とその答えをメモすることもしなかった。

クイズを始めてから5、6年以上は、クイズの問題集に書いてあることをノート等にメモすることはしなかった。こんなに長期間、クイズからはメモしないクイズ屋は相当珍しいだろう。
メモするのはクイズ以外の活字からのみという勉強法を何年も続けていると、クイズの相対的な実力がどんどん衰えていった。当然だろう。クイズ界は問題数をこなした量がモノを言う世界なのだから。

このままではいけないと思い、勉強法をガラリと変えることにした。専用のノートを作って、問題集の内容をひたすらメモすることにしたのだ。
この問題集をメモする勉強法を開始したのは普通のクイズ屋よりはかなり遅かったのだが、以来、気の遠くなるほどの時間を問題集のメモに費やしたので、その書き写した量はおそらくクイズ界でも5位以内には入っていると思う。

そして時代は流れ、だんだんとパソコンにメモする割合が増えていった。当初はWord、のちにExcelに問題集からの抜き出しをメモするようになった。
メモの方法も、手書きの場合とは違った表記の仕方が徐々に増えていった。

私のクイズ問題メモの仕方は、ノートに手書きの場合と、キーボードでExcelに打ち込む場合とではかなりの違いがある。
一番の違いは、Excelへのメモには、記号を多用していることだ。
手書きメモでも、よく登場するお決まりのパターンの場合は、省略のための記号を用いるようにしているが、その種類はごくわずかだ。

それでは、私がクイズ問題集からの抜き出しをメモする時に用いている記号や、そのメモ法などを紹介することにする。

▼私のクイズ問題記号メモ法

2列のセルを使用し、左のセルには問題文からのメモを、右のセルには答えを打ち込む。
(※場合によっては、問題文中の単語を右のセルに入れることもある)
これにより、左のセルの内容が右の「答え」を表すようになる。
左のセルの内容毎の区切りは「/(全角)」を用いる。

メモ1/メモ2/メモ3 答えの単語

◆カッコの意味

それぞれのカッコを以下のような意味で使用する。
例えば、「1975年にナニナニを創業した」の場合、「1975[ナニナニ]」と表記する。
「ホニャララを発見し命名した」なら「【《ホニャララ》】」となる。

[ ]・・・創業/創設/創立/設立/開校/開局/結成/流派を創始/都市を建設/創刊
(通常、雑誌名は『 』で囲むが、「雑誌『ナニナニ』を創刊」の場合は「[ナニナニ]」というように『 』を省略する)

< >・・・主催/主宰/開催/経営/運営/手掛ける/行う

〈 〉・・・製作/制作/建築設計/製造/作成/合成/キャラを考案

〔 〕・・・考案/創始/発明/開発/初提案/初使用/導入/生み出した/発祥地
(例えば、「記号「ホニャララ」を考案」は「記号〔ホニャララ〕」となる)

《 》・・・発見/証明/明らかにした/初めて観測

{ }・・・概念を提唱/~と解釈/発表/定義した/提唱/制定

【 】・・・命名/翻訳/初めてその呼称が使われた

( )・・・補足、注釈のような普通の使い方をする。(一般的な文章と同じ使い方)

◆語尾に付けるもの

「ホニャララによって広く知られるようになった」は、「ホニャララ↑」。

「逮捕された」「暗殺された」は、「逮捕↓」「殺↓」。

「ナニナニにその名を残す」は、「ナニナニN」。
(逆に、「その名の由来はチョメチョメ」の場合は、「N:チョメチョメ」とする)

「小説『イロハ』に登場するジンブツのモデル」は、「『イロハ』∋ジンブツM」とする。
(「∋」など数学の記号を有効に活用する)

男女、オス・メスを明確にする場合は、後ろに「♂」「♀」を付ける。

師匠、弟子といった関係には「>」「<」を用いる。例えば、「ダレダレ」が答えの人物(右のセルの人物)の師匠の場合、「ダレダレ>」と表記する。

「ホニャララとされる」など、事実かどうか確定していない事柄には、「ホニャララ?」というように、「?(半角)」を後ろに付ける。

「ナニナニに成功」は「ナニナニ◎」とする。

「唯一」のものには後ろに「∃!」を付ける。(数学の記号を利用)

●国名など

「アメリカのダレダレ」は「ダレダレ[米]([ ]は半角)」とする。
(「ダレダレ」が人名でない場合でも同様に後ろに[米]を付ける)

国名は短くなるように略称(主に漢字1文字)やアルファベット(英語名)を用いる。

「ダレダレの法則」で、ダレダレがドイツ人の場合、「ダレダレの法則[独]」とする。

[ ]内は、都市名など国名以外を表記する場合もある。

●読み仮名

半角の( )内に半角のカタカナという表記にする。
例えば、「特牛(コットイ)駅」。

◆名前関連

本名・正式名称は‘ ’で囲む。

通称・愛称などは“ ”で囲む。

ペンネーム・芸名などは、左に「名:」を付ける。

別名には「=(全角)」を用いる。
例えば「アイウ」が右のセルのものの別名なら「アイウ=」となる。

◆省略の表記

「~に描かれている」は「~に描」。
「株式会社」は「㈱」。
「~生まれ」は「~生れ」。

初代、第1回、最初の夫などには①を使い、第2代などには②、以降同様に③、④、・・・を使う。
例えば、「第5代会長」は「⑤会長」となる。

「ドコソコに本社(本部)がある」は「△ドコソコ」と表記する。
(答えの単語(右のセル)が地名で、例えば「イロハ社」がその地に本社を置いている場合は、「イロハ社△」というように、後ろに△を付ける)

答えの単語(右のセル)と同じものを表す場合は「〃」を用いる。
例えば、問題文中の「この人物」が答えの人物を指している場合、「この人物」を「〃」と表記する。

「前身はナニナニ」「ナニナニから改名」などの変化は、「ナニナニ→」というように、「→」(矢印)で表現する。

問題文中の、省略しても意味がだいたい分かる部分は「~」に置き換える。

「ダレダレによってナニナニと評される」は「ナニナニbyダレダレ」とする。

「ナニナニ、ホニャララなど」は「ナニナニ、ホニャララ‥」とする。

「アイウ、カキクとともにホニャララララ」は「&アイウ,カキク|ホニャララララ」とする。
「ホニャララララ」がカッコで囲まれている場合は「|」を省略する。
(※この場合に限らず、「、」は可能であれば「,(半角)」に置き換える)

「イタリア語で「ナニナニ」という意味がある」は「伊語=ナニナニ」とする。
「ナニナニという意味がある」は「ナニナニ=」とする。
(※「=」は半角のイコール)

その他、省略表記や短くした表記法をいくつか列挙する。
(※「:」の左が元の語)
「日本:J」「日本人:j」「主人公:H」「金メダル:金」「優勝:☆」
「デビュー:debut」「ノーベル物理学賞:Novel物」「第二次世界大戦:WW2」
「ベルリン・フィル:BPh」「ウィーン・フィル:WPh」

◆その他。追記など。

パラレル問題など、上記のような表記法に置き換えにくいものは、問題文と答えをほぼそのまま写す。ただし、適宜「~」を用いる。(左が問題文、右が答え)

「∴」「∵」「≒」「∝」など、数学記号を適宜使用する。

以上は、試行錯誤の末、現時点で用いているメモ法です。

ある時から、機種依存文字はなるべく使わないようにしようと決めたのですが、全く使わないで済ますというわけにはいきませんでした。

まだ、書き忘れがいくつかありそうですが、とりあえず今回はこのへんにしておきます。

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