【オープン大会】タイムレース…荒らす人が悪いのではない。

早押しクイズには、限定された数だけ読み上げられる問題で押し合いをして正解数や得点を競う形式が多いが、他に、決められた時間以内にどれだけ得点をあげられるかを競う「タイムレース」という形式もある。
このタイムレース、例外もあるが大抵は、3分などの短い時間に、比較的易しめで文の短い問題を矢継ぎ早に出題し、正解すると+1点、不正解なら-1点、というルールで行われる。
長くても5分、ホントに短い場合だと2分ということもあるので、そこに短文易問が機関銃のように出題されたなら、勝負が荒れてしまったってしょうがない。

タイムレースの場で、ひたすら他者より早く押し、誤答を重ねる参加者がいたら当然批判の対象になる。他者の得点のチャンスを奪っているからだ。
しかしだ。押して誤答しまくっている人が悪いと言い切れるだろうか。誤答で得点がマイナスになったなら、誰だってそれを取り戻そうとする。だからますます人より早く押そうとする。で、さらに誤答を増やしてしまうという悪循環に陥ってしまうことも多いが、それがダメだというのは結果論だ。勝つ可能性がある人に勝負を放棄して押さないようにしろとは言えないのだ。
随分昔、あるオープン大会のタイムレースで、解答権をとりまくり誤答を重ねた参加者がいて、のちにどこかで批判されていたが、戦略としては間違ってはいなかった。なぜならその時の得点ルールが、「正解:+2 不正解:-1」だったからだ。これなら得点を取り戻そうとガンガン押しまくってしまうのも無理はない。

クイズ界をよく知らない人は、他の参加者も前がかりになってボタンを早く押すようにして解答権をもぎ取ればいいのにと思うかもしれない。しかし、短文早押しというのは、ボタンが点く人は点くし、点かない人は点かない、そういうものなのだ。ボタンが点く人がスイッチが入って乗りに乗ってしまったら、その人よりボタンを早く押すのは非常に困難なのである。

さてと、結論を言おう。
タイムレースの勝負が荒れてしまうのは、タイムレースのルールに欠陥があるからである。

誤答の時のルールを、3問休みにする、あるいは、3回の誤答で失格にする(参加者の目の前に誤答数を示す紙コップを置く)というふうにすれば、一人の参加者のせいで勝負が台無しになることも少なくなるはずだ。
解答権のない参加者が押してしまうという間違いをしてしまったら、ペナルティとして得点を減らすか休みを増やすかすればいい。

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