辞めていく人のほうが多い。

クイズ界ではベテランの強豪がしぶとく生き残っていて、サークルやオープン大会ではそういった人たちばかりが決勝戦あたりまで勝ち進み、なんだかいつも同じ顔ぶれのようにみえるけど、(いや、そうとはかぎらんか。すごく強い若手が何人も出てきているし)まあ、同じ人ばかりが勝つことはそれほど悪いことではありません。もしクイズというものが、参加者の9割以上の誰もが等しい確率で優勝する可能性があるものだったらそれは競技とは呼べませんからね。結婚式のビンゴゲームじゃあるまいし。大会に古豪がわんさか集結してるのを見て、勝ち進むのは難しいだろうなあと密かに嘆息している若手もいるにちがいない。でもそれはしょうがないです。クイズ以外の何かの趣味のサークルでですよ、ある程度の年月が経ったらその趣味を辞めてサークルから離れるのがふつうだ、なんて例はあまりないでしょう。クイズ界でもベテランが居すわるのは当然。とは言うものの競技クイズにおいては、勝てない人、勝てなくなった人は、たとえこの世界に居るのが長かろうと、だんだんクイズから距離を置くようになりがちでしょうな。実はクイズ界って、辞めていく人が非常に多い世界なんじゃないでしょうか。ざっくり言ってしまうと、オープン大会(一大会)の参加者数は、20年前と今とで、ほぼ変わらないですもん。ちょっとここでシミュレーション。1年毎に20人ずつクイズ人口が増えると仮定してみます。20人て少ないですよ。1つの大学のクイズサークルから1学年につきたった2人だけが卒業してもクイズを続けるとしましょう。そのような大学が10校あればもう20人ですから(社会人になってから初めてクイズ界に入ってくる人もカウントすれば1年毎の人数はもっと多くなります)。1年で20人なら10年で200人、20年で400人だ。1年あたり20人という少ない見積もりですらこの大人数。で、現在のオープン大会。500人以上が参加する大会っていくつあります? 200人に達する大会すらあまりないでしょう。つまり消えていく人が多いってことです。(あ、そうか、大会はふつう、エントリー制で参加人数を制限してるから、ウン百人なんて人数にはならんか)
とまあ、ごちゃごちゃと書いてきましたが、大会に来ないイコール消えた、という乱暴な論を展開しちゃっています。定義によってはクイズ人口は増えていっていると言えるかな。

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