クイズ番組はテンポが悪い。

先週のテレビ、『世界ふしぎ発見!』(2015年2月7日放送)は、番組29年目にして初の“クイズなし”だったんだってね。29年! そんなに長くやってるのか。

前々からずーっと思ってたけど、ああいうタイプのクイズ番組、具体的に言うと『なるほど!ザ・ワールド』とか『世界まるごとHOWマッチ』みたいな番組(ある時期、そんな番組がたくさん生まれてはすぐに打ち切りになってたなあ)は、べつに「クイズ番組」の形にしなくてもいいでしょ。
もっと言うと、VTRだけでもいい。スタジオのパートはいらない。

ある著名なクイズ王の本に、今のクイズ番組は好きではないということが書いてある。おそらく、タレントが解答者で、フリップに書いた自分の答えに対してコメントを言う形式のものを指しているのだと思う。それだったら私も同感だ。
クイズとしてははっきり言ってテンポが悪い。
タレントの解答者が、一生懸命おもしろおかしく、フリップに書いた答えを書くに至った考えの流れを説明するというクイズ番組は多いが、視聴者の多くは、そんなのいいから早く答えを教えてくれ、と思ってるんじゃないかな。
そもそもクイズにしなくてもいい。おもしろいネタならそのまま教えてくれたらいい。(CMまたぎはやめてほしい)
まあ、番組制作者側からすれば、ネタの少なさをカバーするための時間稼ぎも必要だから、「フリップボードを使うクイズ」を取り入れたくなる気持ちも分からんではない。それに、タレントの仕事がなくならないようにする必要もあるし。

ところで、一口にクイズと言っても、『世界ふしぎ発見!』型の番組で出題されるようなクイズと、いわゆるクイズプレーヤーがやっているクイズとは、違う種類のものなんじゃないかな。前者は知らないことを推理して答えるタイプのクイズでしょ(たまに知ってることも出題されるけど)。主に知っていることを次々に回答する形の、クイズプレーヤーの間で行われているクイズとはカテゴリーが違うよ。

クイズプレーヤーが好むクイズは、ズバリ、問題数が多いクイズだ。
1つの問題が出題されるたびに、複数のタレント解答者が答えを開陳するタイプのクイズ番組はダレる。

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