記憶しておくことが必要な場合もある。

【ニュース】「東ロボくん」、センター模試の偏差値は45

人工知能も随分進歩したものだ。
試験の問題文を理解して、答えを導き出せるというのだから。
でも、長い文章とか、図を見て答える問題とか、複雑な設問に出くわしたら、フリーズしたりしないのかな。
ある一定時間がきたら問題をとばして先に進むようにプログラムされているかもしれないけど。

コンピュータが試験問題をある程度解けるようになったというこのニュースに対して、ネット上では、人間はもう丸暗記をする必要はないという意見を言う人がいたけど、それは極論だ。

どんな職業でも、仕事をこなすためには最低限、頭に記憶しておかなければならない事柄がある。

現代はインターネットが発達しているから暗記は無意味だという意見もよく目にするが、実社会では、記憶しておかないと対応できないという場面がけっこうある。

いちいち、本を引っ張り出してきたり、ネットで検索したりできない状況も多いのだ。

例えば、弁護士が依頼者の目の前で、「それはですねえ」と頻繁に六法全書を持ち出すわけにはいかない。

街の手相見の人が、「その線は何でしたかね?」といちいち手相の本で調べるわけにはいかない。

本やネット上にあるからといって、覚えなくてもいいとは限らないのである。

ところで、クイズプレーヤーが普段やっているクイズは、「そんなん知ってて何の役に立つねん」と言われることがある。
でも、役に立つとか立たないとか、そういう問題じゃないんだよね。
そんなこと言うのは、重量挙げをやっている人に対して、機械を使えば重いものは持ち上げられるんだから無意味だと言ってるのといっしょだよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。