★「紅白」の選考基準にヒット曲の有無を持ち出す時代はとっくに終わっている。

さて、 今年(2014年)の『NHK紅白歌合戦』(略称『紅白』)に出場する歌手・グループに関するクイズです。

Q.

【565】意外にも今年が『紅白』初出場になる、ジャニーズのアイドルグループは?

【566】今年『紅白』に初出場する、本名を橋本芽生という横浜市生まれの歌手で、『アナと雪の女王』の主題歌を歌ったのは誰?

【567】今年『紅白』に初出場する、Fukase、Nakajin、Saori、DJ LOVEの4人組グループで、『INORI』『スターライトパレード』『眠り姫』『RPG』などの曲を出しているのは何?

他の初出場は、HKT48と薬師丸ひろ子。
薬師丸ひろ子の初出場も意外ですね。

あと、内定してたはずなのに落選した乃木坂46が話題になっています。
松村沙友理、大和里菜、畠中清羅のスキャンダルが原因と言われています。

松本人志が今年の紅白出場歌手について、「『は?』というのが6人くらいおる」と言ったそうですが、それは仕方のないことです。
老若男女誰もが聴きたがる歌なんかそうそうあるもんじゃないですから。
音楽に関する世代間の好みの違いは、「お笑い」ほどではないにしても、かなり大きいですもん。
聴きたくない歌手が「6人くらいおる」のは当たり前。
年寄り向けにしたら若い人がそっぽを向くし、若者向けにしたら老人は聴かないし。

ヒット曲がないのに紅白に出るのはおかしいという人がいるけど、じゃあ、ヒットしてる歌手・グループだけを選んだらどうなるか。AKBとジャニーズがもっと増えますよ。今の時点ですら「AKB・ジャニーズ祭りだ」と嘆いている人もいるのにそんなことできるわけがない。

ヒットって、CDや、今ならダウンロードの売上が多いってことでしょ。そんなのを紅白の選考基準にしたら若者向けの楽曲ばかりになるに決まっています。中高年以上の世代は新曲を購入しない層なのですから。

紅白の選考基準にヒット曲の有無を持ち出す時代はもうとっくの昔に終わってるんですよ。
幅広い世代に知られているヒット曲なんかないでしょ。
若い人が好む音楽が、中高年には好まれなくなって、30年は経っています。

「昔は、ヒット曲といえば、街中で流れていた」と言う人がいますが、今だってそうです。ヒット曲はいつの時代もそこらじゅうで流れています。今のヒット曲を聞いたこともないと言う人は、琴線に触れないから耳に残らないのでそう言っているのです。

そもそも、音楽番組で老若男女全世代をターゲットにするなんて無茶です。

昨今はAKBやジャニーズが多すぎることが批判されているけど、ひと昔前の小室ファミリーや、その他、J-POP勢だって、老人視聴者は「ポカーン」でしょう。
AKBやジャニーズを減らして、TSUTAYAの雑誌で紹介されてるようなJ-POPバンドを大量に出場させたって、高齢化が進んだ我が国では幅広い支持は得られません。

年寄りにとっては、新しいヒット曲が無い演歌歌手の定番曲の方が、最新のJ-POPヒット曲より耳に心地いいのですから、紅白が最新ヒット曲ばかりになったら視聴率はとれません。

だいたい、演歌歌手に毎年国民的ヒット曲を出せというのが無理な話です。
誰もが知ってる代表曲が三、四十曲ある歌手なんていますか?

紅白は、ヒット曲がなくても、幅広い人気があるか、またはすごい実力がある歌手が出ればいいんです。

それはそうとして、誰もが紅白を観る時代はもう、とうに終わっています。
誰からも批判されない番組にするのは不可能です。
AKBが批判されていますが、もしAKBを出さなかったら、ヒットしてるのに無視するのはおかしいと批判されるでしょう。
長年ヒット曲が無い大御所が出場し続けていることに疑問が持たれていますが、その大御所を落選させて、代わりに無名の歌手を選ぼうものなら、たとえ実力があったとしても「誰、それ?」などと非難されます。
「めぼしい歌手がいない」「華がない」などという批判が出る年もありますが、なぜそう決めつけるのでしょう。有名歌手を出したら出したで「ヒット曲がないくせに」とか言います。
どうしようもありません。

紅白は国民的番組となることを諦めなければなりません。
時代は変わったのです。

《余談》
今みたいなド演歌って、いつごろ生まれたんだろう? 昭和40年代前半あたりまではあんな感じの曲は存在しなかったように思うんだけど。

A.

【565】V6

【566】May J.

【567】SEKAI NO OWARI

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